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ジョギング

ジョギング(Jogging)は、英語で「ゆっくり走る」という意味を持つトレーニング法です。ジョギングは足腰の鍛錬や、心肺機能と持久力の向上を目的として行われていますが、かつては国民的な健康法でもありました。ジョギングの健康法としてのメリットとデメリット、筋トレとしての効果などを紹介していきます。

ジョギングとは

ジョギングは、1970年代後半から健康法としてブームを巻き起こしました。「走ることで肥満を防止し、ストレスを発散する」という効能が喧伝され、世界的なブームを巻き起こしたのです。
当時のアメリカ第39代大統領であったジミー・カーターを筆頭に、著名人がジョギング愛好者となったことがジョギングブームを支えていたと言えます。

ジョギングのメリット

ジョギングのメリットとしては、健康面以外では「初期投資がほとんど要らない」ということが言えます。運動用の靴と通気性の良い運動服を持っていれば、今日からでもすぐに始められるのです。また、「趣味として楽しめる気楽さ」ということもジョギングのメリットであると言えます。こうしたジョギングのメリットが、ジョギング人気を守り立てていったと言えます。

ジョギングのデメリット

メリットがあればデメリットもあるのは、ある意味必然のことであると言えます。ジョギングブームの火付け役として知られる『ジョギングの教祖』ジム・フィックス氏は、1984年ジョギング中に心筋梗塞でこの世を去ると言う、皮肉な最期を迎えています。ジョギングで上昇した体温と気温の温度差や、急な運動による血圧の上昇はこのような最悪の事態を招く可能性を高めるのです。また、「走る」という行為は膝などの関節に大きな負担を与えます。走るとき足は必ず地面を蹴ることになるのですが、この時地面から足に反動が必ず返ってくるのです。

ジョギングからウォーキングへ

現在の健康法としてのジョギングは、ウォーキングに押されている状態にあるといえます。
ウォーキングはその名の通り「歩く」健康法ですが、ゆっくり歩くのではなく早歩きで行います。
ウォーキングは運動量でもジョギングに見劣りするものではないことや、走らない分だけ膝への負担も少ないことから、ウォーキングの人気は日々高まっているのです。

筋トレとしてのジョギング

健康法としてのジョギングは下火になりつつありますが、トレーニングとしてのジョギングは未だ健在であると言えます。

ジョギングの効果

一般的にジョギングは「有酸素運動」に分類されます。有酸素運動は、ゆっくりとしたリズムでほどほどの力加減で長時間行うのが特徴です。ウェイトトレーニングなどの筋トレは瞬発力に長けた速筋(白筋)を鍛えるのに対して、有酸素運動は持久力に長ける遅筋(赤筋)を鍛えるのに向いています。また、走ることで心肺機能が向上してスタミナが付く効果もあります。このようにジョギングはスタミナが必要な長距離走者やサッカー選手などに適した筋トレであると言えます。また、有酸素運動は脂質をエネルギーとして使用する遅筋を活発に働かせるため、脂肪燃焼によるダイエット効果も期待できます。

ジョギングのための準備

ジョギングのデメリットは「関節への負担」と「体温と気温の温度差」であると言えます。つまり、この二つのデメリットを解消するようなウェアやシューズを揃えることがジョギングのための準備であると言えます。通気性が良い運動着や気温が下がる冬場のためのウィンドブレーカーはジョギングの必需品といえます。また、衝撃吸収材が入っているシューズも重要です。走る際の地面からの衝撃を緩和することで、関節への負担を和らげてくれるのです。

ジョギングの前後に

ジョギングの前には、必ず準備体操をしておきましょう。急な運動は筋肉を傷める原因になるし、急な体温の変化は心筋梗塞などを引き起こす原因になるのです。準備体操を行うことで、筋肉が柔軟になり関節も動きやすくなりますし、体温の上昇が緩やかになり血行も良くなります。ジョギングを終えた後は、整理体操を行うのも大事です。整理体操は筋肉の疲労を和らげ、低血圧を防ぐ効果があります。準備体操に比べて見過ごされることの多い整理体操ですが、忘れずに行っておきたいものです。

ジョギング中の心得

ジョギングで大事なのは「Long(長く)」「Slow(ゆっくり)」「Distance(最期まで続ける)」ことと言えます。これらの頭文字を並べた「L・S・D」は、ジョギングの基本中の基本と言えます。ジョギングはタイムを競う競技でも、走った距離を競う競技でもありません。あくまでもトレーニング法なのです。

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